万が一のために2

ぬお~この10日水とクッキーとか非常食を分割して生を伸ばしています。

でも、10日で5キロやせた。ズボンがベルトでも下に落ちるわ!!

 

さてさて・・・万が一の場合を考えて その2です。

 

 

本サークルの計画は、いくつもの遠因がありますが、

もともとが、声優の異常な増加と、優良な作品の減少を知ったときに遡ります。

1995年前後でしょうか。素案はもっと前からあったのですが。

1970~80年代の声優が、メインヒロインからサブ、端役と移動しているのを目の当たりにし、

声優学校のビジネス化、それに対するチャンネルの数、商業的利益、一回の出演給金などなどを調べていったとき

これが生業として単一で成立しないだろうということがわかったわけです。

 

そこで、理念等にも若干述べていますが、一歩進めて声優が単独の著作権と販売権をもつ作品を保持していたら

声優が死ぬまで声優・・・創造し演出する者・・・として生きてゆけるのではないのか・・・と、思ったのです。

 

当時考えたのが、一人の声優が単独で公演するのは、やはり朗読か講談であり、絵本の朗読ならば

保育園、幼稚園、各施設などへの出向数が増やせばこれが可能であり、

このマネージメントを含め、一個の企画・運営システムを一人の声優ごとに設ければ

個人声優株式会社のような形が可能であり、無理をしなくても単一の活動と人権の確立が可能だと思えたわけです。

 

同時に、当時のアイドル化、象徴化の声優の在り方そのものに疑念が在り、もっと教育的な分野での評価を得るべき職業だと考えていたことも、人々の特に幼少期の人格形成に関われる「朗読」などの事業育成は

その地位の抜本的あり方を変えられると・・・そう考えました。

これも、アニメやゲームという娯楽の中で、しかしアニメもゲームも表現の一部であり、

もっとも日常的に多くの人のココロにその表現がもつ思想を残し、

その思想性を体現する役割を得ているのが、

アニメーターであり、声優であると感じたからです。

 

そして、その為には、今後数千数万と増えるであろう声優が、最低一つは固有の物語を持つことが可能な、物語供給の創作システムと、その根幹を成す「物語」群もしくはベース設定集というものの必要性を感じ、これを製作できないのか

手探りを始めます。

 

 

当初は、多くの神話集、SF、アニメ、漫画をモチーフに、・・・特に基礎となるある本があり、この一文の発想と、

複数の神話世界のモチーフ、これらと現在の「機構物語」の設定集のベースであった数文の短い設定のものを

組み合わせて、物語作り出そうとしましたが、これが非常に難しかった。

当時は、どうすれば多くの役者を納得させるものができるのか・・・多くの人々が参加できるものになるのか

大きな現在の物理学や量子力学の「理」にもかなった世界観を作り出すことに普請しました。

二年ほど図書館に通いつめます。当時は東京にいましたから、プリニウスの博物誌の和訳なども借りれたのですが・・・。

しkし、それでもまだ道のりは遠かったのです。

 

 

私生活はもともと、破綻していましたが、この頃、別の諸事情があり、この数年後に破綻します(笑)。

周囲からは異常者として見られており、破綻間近でしたが。

もともと、縁故のあった(死に掛けの自分を救ってくれた)上野系の芸術家の方が、

受付のような役割を生業として下さり、これを成功させれば全てまるくおさまっていたでしょうが・・・

妬み、家族からの私怨、多くの障害と、自分自身の不甲斐なさ、愚かさが、全てを破綻させました。

破綻は、当方個人を、完全に社会から抹殺してしまいます(笑)

もう10年ほど前です。

 

さて、話がそれました。

 

今回は此処まで。では早いうちに次回を・・・。