延長していた11話と12話が見れたので感想を・・・
最初、どうにも翼賛的(ふ、古い表現?)ネタがあって一回見て切ったのですが・・・
三話の途中から再度見て、さらに四話だったかを見て、
メインヒロインがウォーモンガー的(苦笑)闘い続ける意志を持ったヒロインとして、
多様性と合理性との戦略眼を持つ稀なタイプだったので視聴継続しました。
ここら辺は、モーレツ宇宙海賊のマリカに通じるものがあり好感が持てましたなり。
最初、戦車を通しての部分的な戦争的闘争の賛美をしちゃうのかと誤解?しましたが・・・、
どうも全体的に拝聴する限り、
視聴者に戦争に使われる武器同士の戦闘の怖さを、
その臨場感ある音や爆炎で想像させながら、
ヒロインたちの柔軟な理論的戦術を絡めて劣勢を闘い抜く姿勢が貫かれたので、
戦争に関連する機器をメインにしながら、
純粋なメカと意志と知恵と友情?のエンタメ的物語として楽しく、
少々当初のイメージとは異なっており、面白かったです。
(これが戦争翼賛だったら一切見ないけど。
というのも闘い続ける姿勢を(戦争の悲劇性を絡めて)物語の過程として表現するのと
戦争状態の残虐さを好意的に表現する醜悪さとは、基本的に異なると思うからです。)
ただ、最終話の最終盤に、ちょっとだけ酷な出来事がヒロインにあるのですが、
これは感じ方の問題で、多分論じられないでしょう。
それと物語もアニメも表現技巧の塊で「色」だから、どう栄えさせるのか、目線の移動まで考えた
非常に流れのラインのはっきりした、しかし線でなくこれを面でする稀な演出でした。
*追記
戦争で人を殺す武器でも、使い方によっては、人を殺さず戦い続けることの出来る
利器にもなる、その証左なのか?と思いつつ・・・
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